【写真解説】OPINELの黒錆加工方法をご紹介!

キャンプ
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オピネルは多くのキャンパーに長年愛されているフィールドナイフです。

調理シーンで使用されることが多い人気なナイフですが、大事に使いたい気持ちがある反面、知らない間に汚れ錆びてしまっていることはないでしょうか。

そんな悩める方へ朗報です。黒錆加工を施すことで錆からナイフを守り、刃の鋼を長持ちさせる効果が期待できます。

錆をもって錆を制す!皆さんの大事なオピネルを、より愛着もって使えるように今回は黒錆加工の方法をご紹介します。

この記事を見ながら一緒に黒錆加工に挑戦してみましょう。

出展;OPINEL
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そもそも黒錆加工ってなに?

「黒錆加工」は日本古来からある歴史ある加工法って皆さん知ってましたか?

黒錆加工とは赤錆が発生しやすい鉄やカーボンにあえて鉄タンニン化合物の付着、形成させることで赤錆の発生を防ぐことです。

日本の伝統工芸で有名な南部鉄器も黒錆加工を施されており、古くから活用されています。

今回はオピネルのカーボンスチールナイフをもとに黒錆加工の方法をご紹介します。

黒錆加工のメリット、デメリット

黒錆加工の特徴

◆メリット ナイフを長く使える、切れ味が長く保てる、カッコよくなる

◆デメリット 黒錆が取れてきたら再度加工する必要がある 切れ味が落ちる(諸説あり)

デメリットとして切れ味が落ちると記載をしましたが、筆者が黒錆加工を行った後実際に使用しましたが、切れ味の悪化は感じられませんでした。

もし切れ味の衰えを感じた際は研ぐことで切れ味は戻るので大きな問題ではないと思います。

用意すべき材料

必要な材料

◆オピネルナイフ(カーボンスチール)
◆お酢 150ml
◆紅茶 3~5パック
◆メラミンスポンジ(激落ちくん)
◆サンドペーパー #400(100均で購入可)
◆耐水ペーパー #600、#1200(100均で購入可)
◆ペットボトル容器 500ml 半分にカットしたもの
◆ポンチ(筆者は100均の小型ドライバーで代用)
◆ハンマー(筆者はペグハンマーで代用)

オピネルはカーボンスチールナイフを使用しますがその他メーカーのカーボンスチール製のナイフでも同様に加工することが出来ます。

メーカーよりステンレス製ナイフも販売されていますが、ステンレス製は黒錆が付着しないのでカーボンスチール製を用意しましょう。

用意すべき材料のほとんどは100円ショップで購入することが出来るので、足らないものがあれば購入して用意してください。

黒錆加工の方法

①ロックリングを外してみよう

早速作業に移りましょう。

簡単に行いたい方であれば特別ナイフを分解せず加工することが出来ますが、今回は付け根部分も黒錆加工をしたいので分解して行う方法をご紹介します。

錆や腐食を防止するためにメーカーはナイフを洗う際は刀身のみ洗い、持ち手は濡らさないよう注意喚起をしていますが、濡らさず洗うのは至難の業かと思います。

知らず知らずに刀身の付け根も錆びている場合があるので、分解して加工することをお勧めします。

オピネル ロックリングが外れた
ロックリングが少し上がっている状態。
出展:芋づるハピネス

ロックした状態でナイフを引き上げるとロックリングが上にずれて外すことが出来ます。

付け根に水分が入っているオピネルは開閉時が固い場合があります。その際は刃に両面テープなどを巻いて刀身を保護し、ケガの無いよう慎重に行いましょう。

オピネル ロックリングが外した
ロックリングが外れた状態
出展:芋づるハピネス

②ピンを外す

屋内で行うと音が発生するのでベランダで行いました。新品の場合は固く固定されているのでペンチがあると楽です。

次にナイフを固定しているピンを抜きます。

ナイフと持ち手の間にあるのがピンですので、ポンチ(筆者は小型ドライバーで代用)を添えハンマーで軽く打ちピンを出していきます。

真ん中のピンが出てきました。

ピンをポンチで強く打ちすぎるとピンが変形し、使い物にならなくなる恐れがありますので、途中までピンが出てきたら、ペンチで抜くのも手段の一つです。

解体後のオピネル。中央のピンは無くさないよう保管しましょう。

ピンが外れれば最後の鉄パーツも簡単に抜けます。解体後のパーツは無くさぬよう大事に保管してください。

特にピンは無くしやすいので袋に入れるなど、取り扱いに細心の注意が必要です。筆者は無くして絨毯をめくったり見つけるのに大変な思いをしました。(やらかし)

普段見えない付け根部分も分解してみると茶色に錆びています、、、無理をさせてごめんね、オピネル(泣)

③刀身を磨こう

筆者の百戦錬磨のオピネルは使用感がいい感じに出ているため、今回は刀身を磨いてから黒錆加工を行います。(ただメンテナンスをサボっていただけ)

もし新品で磨く必要がない場合はそのまま手順④に進んでください。

筆者のかわいそうなオピネル。汚れてしまい無残な姿に、、、

黒錆加工をする前に使用しているオピネルは錆びていたり、傷があったり状態が良くない場合があります。

黒錆を付着する前に紙やすりとサンドペーパーで磨き、刀身を整えましょう。

メラミンスポンジ(激落ちくん)は100均で購入可能。家の掃除にも使えて非常に便利。

やすり掛けをする前にメラミンスポンジ(激落ちくん)で表面の汚れを落とします。

メラミンスポンジが繊維が細かく、汚れを落とすのに便利です。

最初はサンドペーパー#400
次は耐水ペーパー#600
最後は仕上げに耐水ペーパー#1200

表面の汚れが落ちたのを確認したら目の粗いサンドペーパー#400、耐水ペーパー#600、耐水ペーパー#1200の順で刀身を磨いていきます。

#400やすり後の刀身。少しずつ綺麗になってきた、、、

無心に研いでいると錆も落ち、鋼本来の輝きが蘇ります。

錆が無くなるとともに今までこのナイフと共に過ごしてきた思い出も蘇る気がします。

④濃い目の紅茶を作りましょう。

次にお水500mlに紅茶パックを3個投入し、濃い紅茶を用意します。

紅茶の代用品として緑茶やセイロンティーなどタンニンを含むものであれば代用が可能です。

高級なものを使う必要はないので、使いきれず家に余っている紅茶葉を優先に使ってください。

さらにお酢と紅茶(1:4)の割合で混ぜます。

お酢が手元にない場合はレモン汁などクエン酸を多く含むものでも代用可能です。

⑤刀身を脱脂しよう  🔔ここが大事!

次の作業に進む前に指でたくさん触ると、手の皮脂の影響で黒錆がうまく付着しない恐れがあります。

綺麗にナイフの刀身を脱脂し、綺麗な状態を保ちましょう。

台所にある中性洗剤で丁寧に洗い、できるだけ刀身に直に触らないように余分な脂を付着させないように気を付けます。

⑥溶液に刀身を漬けます

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筆者は間違えて所有しているモーラナイフ(ステンレス)を一緒に漬けています。
ステンレスは液体に着けても黒錆が付着しないのでマネしないでください。(笑)

ペットボトルにお酢と紅茶を混ぜた液体を入れ、そこにナイフの刀身を入れます。

容器に入れたまましばらく時間を置きます。その他黒錆加工紹介記事によって刀身を漬ける時間が1時間~3日間と大きく差がありますが、筆者は3時間行いました。

また溶液はお酢特有の酸っぱい匂いを発しますので、匂いが気になる方はベランダに置いて待つのも一つの手です。

開始後すぐに変色。松崎しげるさんも驚く黒さ、、、

ドブ漬け開始15分ほどで溶液の色はさらに真っ黒に、、、、

黒い泡が立ち込めてきますが安心してください。これで正常です(念のため)

黒錆加工の完成

待つこと3時間、、、、

3時間後に刀身を溶液から出してみました。

綺麗に黒錆が付着し、光沢のないマットな黒がカッコいいですね

取り出したばかりの刀身を触ると黒錆が手に付着します。

黒錆をふき取らずに食べ物を切るのはまずいので、やさしくクッキングシートやティッシュなどで写真のようにふき取りましょう。

ナイフを洗ったあとはナイフを分解した逆の手順で組み立て完成です。

黒錆加工をすると切れ味が落ちるという意見が散見されますが、加工後食べ物を切った感触は変わらず快適そのものでした。

もし気になるようであればナイフを再度研ぐことで、本来の切れ味に戻すことが出来るのでご安心ください。

黒錆加工後の注意点

close up photo of sliced fruit

黒錆加工後に一つ注意点をお伝えします。

黒錆加工したナイフは酸に特に弱いですので、グレープフルーツやトマト、オレンジなど切った後はできるだけ早く水で流すように注意してください。

皮や種がナイフに暫く触れているだけで、黒錆が取れてしまいます。

黒錆は酸に触れていなくても使用していれば自然と剥がれていくものです。剥がれてしまったらまた黒錆加工を施し、長く大切に使えるように大事にしていきましょう。

まとめ

今回はオピネルの黒錆加工の方法をご紹介しました。

ナイフの代表格としてオピネルを中心に解説しましたが、カーボンスチールナイフであれば同じ手順で黒錆加工をすることが出来ます。

カーボンスチール製のナイフは錆びやすく扱いが難しい印象がありますが、手入れをしっかり行えば長持ちし、世界に一つのオンリーワンなナイフになること間違いありません。

キャンプギアへのは愛着が深く、道具をできるだけ長く使いたい方も多いと思います。

皆さんのアウトドアライフのパートナーとなりうるオピネルで楽しく、有意義なアウトドアライフをお過ごしください。

皆さんのアウトドアライフに幸あれ!


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