【完全保存版】NEMOヘキサライト6P徹底レビュー!!                               使用歴3年、魅力を写真で徹底解説

ギア紹介
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夏のキャンプに続いて冬もキャンプを楽しみたい!そう思っている方は多いのではないでしょうか。

そんな皆さんのキャンプにお勧めしたいシェルター、NEMOのヘキサライト6Pについて、使用歴3年の筆者がその魅力を余すことなくご紹介します。

ヘキサライト6Pのいい点や悪い点、失敗の体験談などを写真を中心にご紹介します。

この記事を見ればヘキサライト6Pの懸念点は解消すること間違いなし!?

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ヘキサライト6Pとは

NEMO ヘキサライト™️ 6P│イワタニ・プリムス株式会社
出展:イワタニ プリムス

ヘキサライト6Pとは、、、
靴の脱ぎ履きを気にせず、中で立って歩き回れるほどの広い室内空間を持ったフロアレス構造の大型シェルターです。誰でも短時間で簡単に設営ができ、シンプルかつ考え抜かれたデザインにより様々なアレンジが可能です。
iwatani-primus HP抜粋

NEMOの販売するヘキサライト6Pは2~4人用向けのシェルターです。

シェルターとテントの違いを挙げるのであれば、「テント」は家でいう寝室の役割を担いますが、「シェルター」はリビングとして使用することが出来ます。

厳密に使用用途を区切る必要はありませんが、外気に体をさらすことなく、広々とした空間で過ごすことが出来るシェルターは、居住性を高めることが出来るキャンプギアです。

出展:イワタニ プリムス

ヘキサライト6Pは名前に6P(6people)とあるように川の字になればシェルター内に6人寝ることが出来る大きさがあります。

また高さも226㎝あり、身長の大きい方でも快適に使うことが出来る大きさです。

現在販売されているヘキサライトはこちら

■キャニオン(ポリエステル)

3つのバリエーション
出展:イワタニ プリムス

丈夫な150Dポリエステル素材のスタンダードモデルです。
生地内側の防水コーティングに顔料を混ぜた遮光ピグメントPUコーティングを採用することで遮光性を高めています。

◆値段:¥62,700(税込)
 ※2020年時点

■エレメント(T/C)🔔冬におススメ🔔

3つのバリエーション
出展:イワタニ プリムス

T/C (コットンとポリエステルの混紡)生地を採用したモデルです。
厚みのある生地によって遮光性を高めて濃い影を作り出すことで夏場も涼しく過ごすことができます。
また、熱に強く火の粉が当たっても穴が開きにくくなっています。

◆値段:¥75,900(税込)
 ※2020年時点

■SE(マルチカムアリッド)

3つのバリエーション
出展:イワタニ プリムス

米軍も採用しているMade in USAのマルチカム®ファブリックを本体素材に採用したスペシャルバージョンです。
ミルスペックの認定工場で生産されたマルチカム®ファブリックは可視光だけでなく赤外光の反射率や吸収率までが土壌と同程度になるように作られています。
※アメリカで生産した生地を中国の工場で縫製しています。

◆値段:¥126,500(税込)
 ※2020年時点

■LE 6P

HEXALITE™ 6P LE
出展:イワタニ プリムス

シンプルかつ考え抜かれたデザインにより誰でも短時間で簡単に設営・アレンジが可能な機能はそのままに強靭かつ軽量な素材を採用する事で驚異的な軽量化とパックサイズを実現しました。
◆値段:¥93,500(税込)
 ※2020年時点

       枠内文章: イワタニ プリムスより抜粋

ヘキサライト6Pの特徴

ヘキサライト6Pの特徴

◆GOOD POINT
・居住性が良い
・設営が簡単
・張り方のバリエーションが豊富
・薪ストーブがインストールできる
・結露対策
・カンガルースタイルで暖かく過ごすことが出来る

◆BAD POINT
・テントを守るのに注意が必要
・ポールが邪魔になる
・スカートがない

ヘキサライト6Pの魅力

特徴① 居住性が高い

ヘキサライト6Pは居住性に優れたシェルターであり、狭すぎず広すぎないを叶えた絶妙な大きさです。

フロア面積も広い上に、高さも一番高い場所は226㎝もあり、大人が立って出入りできる開放的な構造になっています。

お子さんを抱きかかえたままでも出入りすることが出来るのでファミリーキャンパーにもお勧めできるシェルターです。

ヘキサライト6P アレンジ1
出展:イワタニ プリムス

別売りのポールや木の枝を本体横に配置し、ガイロープで引っ張ることにより、さらに幕を広く使うことが出来ます。

特徴② 設営が簡単

①~⑥にペグを打ち、ポールを立てるだけ!

大きいテントの設営が初めての人だと、ヘキサライトを広げたときの大きさに驚くかもしれませんが、設営方法はいたってシンプルです。

最初に幕を写真のように広げ、6ヶ所にペグを打ちます。

1本目のポールを設営した様子。2本目も同じように反対側に立てればほとんど完成です。

ペグダウン後は、幕に潜り込み下から所定の位置にポールを立てれば自立します。

初心者がタープを設営するときによくある「ここ持ってて!」などの会話もなく、一人で設営することが出来ます(笑)

メーカーのホームページに、さらに詳しい説明が載っていますので、気になる方はこちらへ

特徴③ 張り方のバリエーションが多い

ヘキサライトは締め切ってお籠りキャンプをする使い方だけでなく、ポールを追加することでオープンスタイルな張り方も可能です。

天気がいい日は開放的に設営することで、より自然を肌で感じることが出来ます。

他のシェルターには出来ない多様な張り方が出来るため、夏のキャンプでも活躍してくれるシェルターです。

魅力④ 薪ストーブをインストールできる

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T/C生地(以下T/C)はコットンとポリエステルの混紡生地であり、難燃性が魅力です。そのため火に強く、燃えにくいメリットがあります。(燃えないわけでない。)

火に弱いポリエルテル生地だと、薪ストーブや煙突の接合部分の熱で破損してしまう恐れがあり、非常に危険です。薪ストーブを使用する際はT/C素材のテントは必須です。

魅力⑤ 結露しずらい(T/Cのみ)

外気温と幕内気温の温度差を高めるほど、テントの内側は結露しやすくなります。(冬場の朝、窓が結露しているイメージ)

T/Cはポリエステルに加え、吸水性が強いため、水滴が滴りにくい特徴があります。

ただ、濡れた際はしっかり乾かさないとカビ繁殖の原因になりますので注意してください。

理由⑥ 換気性能が高い

出展:イワタニ プリムス

シェルター頭頂部(計4ヶ所)にはそれぞれベンチレーションがついており、ファスナーで開閉することが出来ます。

それぞれメッシュパネルがついており、開いた部分は巻き込んで留められるように設計されています。

出展:イワタニ プリムス

また本体横をガイロープで引っ張ることでベンチレーションを広げることが出来、換気の性能を上げながら、居住空間を広めることが出来ます。(ポールは別売り)

冬に薪ストーブをインストールする際は一酸化炭素中毒防止のために換気は必須であり、換気口が多くあるヘキサライト6Pは薪ストーブとの相性が良い、ベストなシェルターと言えるでしょう。

理由⑦ カンガルースタイルで暖かく過ごすことが出来る

シェルターの中にテントを設営することで二重構造を作ることができ、外気の影響を受けにくく、冬でも暖かく過ごすことができます。

レイアウトにも選択肢が出来るのも魅力です。

収納可能なテントのサイズは1人~2人用テントなら綺麗に収まります。

同じNEMOが発売しているドームテントであれば、綺麗にレイアウトできます。

購入後に思った失敗や改善点、対策

①付属品だけでは穴が空いてしまう恐れがある

強風でポールがずれ穴が開いてしまいました(泣)

この問題はヘキサライト6Pに関わらず、すべてのテントで起きうる事例ですが、ポールがテントを突き抜け穴を開けてしまう場合があります。

ヘキサライト6Pはポールとの接合部分の生地が厚くなっておりますが、強風などで接合部分が動いてしまい穴が開いてしまう場合があります。(実体験)

付属のアジャスタブルポール

ヘキサライト6Pのポールは先端が尖っているため、正しく使用していてもテントを傷つけてしまう可能性があります。

①解決策 ポールキャンプを利用する

ヘキサライト6Pにはポールカバーが付属していません、ポールカバーはシェルターとの緩衝材になり、破損を防ぎます。

ポールカバーを付けることでヘキサライト6Pを損壊から守ることが出来ます。

②ポールが邪魔になる

出展:イワタニ プリムス
最初は気になりませんが、何回か使用すると中央のポールが邪魔になってきます。

2ポールテントを使うと、居住空間にポールがあり邪魔になります。

シェルター内に入るときも、ポールがなければノンストレスで入れますし、レイアウトを考える時も「ポールが無ければ机が置ける、、、」と考えてしまいます。

ヘキサライト6Pの泣き所と言ってもいいのかも、、、

②解決策 二股化する 

二股と聞くと後ろめたくなる気持ちがありますがご安心ください(笑)

この問題を解消するためにポールを股のように分け、スペースを有効的に使う方法があります。

NEMOからも純正のオプションパーツとして「アジャスタブルタープポールエクステンション」が発売されています。

純正もかっこいいけど今月はおこずかいが、、、、そういう時ありますよね。

純正品を購入すれば間違いありませんが筆者が行った、より経済的な対策を今回はご紹介します。

テニスボールに穴を開け、ポールを指すことで二股化することが出来ます。

テニスボールがポールキャップのような緩衝材の働きをするので、純正品を購入しなくても少しの加工で簡単に二股化をすることが出来ます。

テニスボールが緩衝材兼、ポールを支える支点になります。
穴を開けた後、ポールを指すだけ

テニスボールは個別で約100円で売っているため、低予算で加工することが出来ます。

シェルター内に隠れるのでビジュアル的にもあまり気にならないと思います。

付属のアジャスタブルポールLを使用すると、ポールと幕のスペースに余裕があります。

付属のポールは別売りの「アジャスタブルポール L」と同じ物ですが、ポールを一番伸ばしても写真のように横にスペースが余ってしまいます。(Lサイズは203㎝~251㎝)

二股化するために追加でポールを購入。

ヘキサライト6Pは付属ポールが2本なので二股化する場合は追加ポールを2本用意する必要があります。

またスペースが開いているのも見栄えが良くないので、筆者はFIELDOORの「アルミテントポール280」を購入し、二股化用ポールに使用しています。

アルミテントポール280を使用
付属品よりポールと幕の距離が近くなりました。

アルミテントポール280は直径32㎜と太さもあり頑丈にできています。

連結式のポールで長さは120㎝~280㎝まで伸ばすことが出来ます。

シンデレラフィットまではいきませんが、スペースがかなり小さくなりました。

注意点としてポールを大きく横に広げているため、バランスが少し悪くなりますので、天候など状況を見て活用するようにしましょう。

③スカートが装備されていない

出展:CAMPIC

ヘキサライト6Pはスカートが標準装備されておらず、テントの下部から外の空気が入ってきます。

冬の風の強いなどには、風がシェルター内侵入するので寒い時があります。

下の部分に隙間があり、そこから外気が侵入してきます。

換気性が高いとも言えますが、風が吹くと寒いのは事実です。

ポールを立ち上げる時に低く設営すれば幾分かは解消されますが、シワなく綺麗に張りたいですよね。

③解決策 スカートを自作して付ける

出展:blog.livedoor

ヘキサライト6Pの下部にスカートを追加で装備することで外気の侵入を防ぐことが出来ます。

また中の温かい空気を逃がさない効果も期待できるため、冬キャンプにはぜひとも活用したい装備です。

しかしスカートは純正品の販売されておらず、自作する必要があります。

Keitan’s CampさんがYoutubeにて簡単なスカート作成動画をあげていますので、ご興味ある方はぜひチェックしてみてください。

他にも自然のものを活用して対策を講じることは可能です。

ペグで止めたり、周辺の適当な石で固定するもよし、紅葉シーズンなら落ち葉を上から被せるだけでも防風効果が期待できます。

結論、こんな人おススメ!!

◆1人~4人用のシェルターが欲しい人
◆1年を通してキャンプしたい人
◆薪ストーブを使いたい人(T/Cが特におススメ!)
◆キャンプの居住性を高めたい人
◆オシャレキャンプをしたい人
◆シェルターをタープとしても使いたい人
◆使用後にしっかりメンテナンスが出来る人

今回はヘキサライト6Pについて解説しました。

ヘキサライト6Pはビジュアルと機能を兼ね備えた最高のテントだと思います。

皆さんのキャンプライフに幸あれ、、、、、

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